MORI YU GALLERY

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KYOTO展示中


山本理恵子 [「空白の頁」(1F)/
ムラギしマナヴ「JAMMING」(2F)]

2017/07/01[土] - 2017/07/30[日]
Reception; 2017/07/01(sat) 18:00-20:00
MORI YU GALLERY KYOTO

プレスリリース

■同時開催:
ムラギしマナヴ個展「JAMMING」/ モリユウギャラリー2F

<休廊のお知らせ>
ART OSAKA2017出展のため、
7月7日(金)-9日(日)は休廊いたします。


モリユウギャラリーでは7月1日(土)から30日(日)まで、
山本理恵子「空白の頁」を開催いたします。
本展では新作ペインティング約5点を展示いたします。
また会期中の7月7日(金)-9日(日)、ホテルグランヴィア大阪で開催されるアートフェア「ART OSAKA2017」でも山本の新作を個展形式で発表いたします。お誘い合わせのうえ是非ご覧ください。

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だれかが「同じページを読み続けるうさぎ」とそう呼んだ
傍から見たら、同じページを読み続けているように見えたのかもしれない
しかし、そのうさぎは目に穴があくほど同じ箇所を眺め続けたため
盲信はページの表面を破いてさらに奥へ向かう

駅の高架下、イヤリングを恋人に投げつけた
恋人は、灰の薔薇を足元に叩きつけた
片方が見当たらないので路面を探す
夏の夜に溶け込んだ
他人のなくしたシアンブルー
七宝焼きのブローチを拾う
欠けた楕円の縁
どこかでトチノキの茂みがざわめく

私たちはつねに探しものをしている
エレメントが絶えず出入りし、入り乱れる無期限の空白
その空白について

山本理恵子

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山本理恵子(1985年大阪生まれ) は、2011年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画(油画)専攻修了。2008年「是が非の絵画」(大和プレスビューイングルーム、広島)、「Art Camp 2008」(サントリーミュージアム〔天保山〕エントランスホール、大阪)、2009年「Art Court Frontier#7」(アートコートギャラリー、大阪)、2010年「VOCA 2010」(上野の森美術館、東京)などのグループ展に参加。2008年「Art Camp 2008」にてサントリー賞、2011年
「アートアワードトーキョー丸の内2011」(行幸地下ギャラリー、東京)ではアートアワードトーキョー高橋明也賞(三菱一号館美術館館長)を受賞。
2011年「六畳トリップ」(MORI YU GALLERY TOKYO、東京) 以降、MORI YU GALLERYにて個展を開催。ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町(2016年、コミッションワーク)、三菱地所プロパティマネジメント株式会社(コレクション )

KYOTO次回展


[皆藤齋「ジャングル-7,000,000」(1F)
藤原圭一郎「Stone with eyelids」(1F・2F)]

2017/08/05[土] - 2017/08/22[火]
Reception; 2017/08/05(sat) 18:00-20:00
MORI YU GALLERY KYOTO

<休廊日のお知らせ>
8月11日(金)、14日(月) - 18日(金)は休廊いたします。

<開廊日のお知らせ>
8月7日(月)・8日(火)、21日(月)・22日(火)は開廊いたします。 


モリユウギャラリーでは8月5日(土)から22日(火)まで、
皆藤齋「ジャングル-7,000,000」/ 藤原圭一郎「Stone with eyelids」を開催いたします。
お誘い合わせのうえ是非ご覧ください。

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人間は他人には理解しがたい術によって恍惚を得、さらに何かを生み出しているという考えの元、それを受け入れるための自嘲や反道徳性も含めたナルシズムを扱う。
 "ジャングル-7,000,000"では美術大学進学によって生み出された700万円の奨学金=借金(student loan)を背負っていながらもこれから作家として生きていこうと考えている本人の状況をベースに、寒色で描かれた人工的な" ジャングル"を描いた作品を主に展示する。


皆藤齋(1993年札幌市生まれ)は東北芸術工科大学卒業。
現在、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程(絵画専攻)2年。2016年「Tohoku」(代官山 T-site、東京)、2017年「タイガーのテクニック」(京都市立芸術大学、京都)など。2017年クマ財団クリエイター奨学金 1期生。


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日々のささいな仕事を誰に向けるともなく繰り返すこと、その反復が実を結ぶのは、自らの手元を離れていくような不在性が浮き彫りにされる、ある例外的な瞬間を目の当たりにするときです。

分かちがたい有機性と「分離」の内奥に到来するものとの交錯。

画面を未分化な状態にとどめて、その表層を横滑りしていく運動と翻訳をくりかえすこと、それ自体が、結末のない、自律的な習作だといえるでしょう。

「もうひとつ目があるだろう、
 ひとつの見知らぬ目が、
 ぼくたちの目の傍に—
 石の瞼の下で 押し黙って。」*

過去から未来へと横たわる現存を把握し、追想する、マルテの断片的なモノローグが手記という体裁をとっているように、
物語とは距離をおいた場所から、物語のそとで起きているできごとに目を向けることは、ひそやかな反抗であると同時に、覆い隠されてしまったまなざしを示してくれるように思えてならないのです。
藤原圭一郎

* パウル・ツェラン『言葉の格子II - 確信』より抜粋 中村朝子=訳 青土社

藤原圭一郎(1992年兵庫県生まれ) は、2017年現在、武蔵野美術大学修士課程美術専攻在籍。絵画や映像による作品を制作・発表、音楽などを手掛ける。

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